💦 ジメジメ 💦 むしむし 💦 ベトベト 💦 ねちゃねちゃ 💦・・・
乾燥を感じなくなったこの時期 、、、でも、安心はできません。
梅雨の季節は 湿度 がお肌には大敵です!!
日本には四季があり、季節が織りなす風情豊かな自然に恵まれています。
しかしながら、この季節にお肌を順応させていくためにはきちんとしたお手入れが欠かせません。
風、温度、湿度で お肌の状態は乱れます。
憂鬱な時期ですね。
お肌のベストコンディションの 適温 22℃ 湿度 40~60%
このベストな環境状態が続かないのが残念ですね~💦
皮膚を守っている常在菌
皮膚には、常在細菌(常在菌)が存在し、お肌を外的刺激から守っています。
常在菌のバランスが整っていると適切な皮脂膜が形成され、お肌の免疫力を高めます。⇈
しかしこの常在菌が悪さを働き、暴れ出し、バランスが崩れると 💀
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乾燥を引き起こし、、、、
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シワ、たるみの原因をつくり、、、、
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毛穴に皮脂や角質が詰まり角栓が出来、、、
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湿度の高いこの時期は 「黄色ブドウ球菌」「アクネ菌」が毛穴で増殖、、、
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毛穴の酸素が失われることで湿疹、アトピーの悪化、傷口の悪化、ニキビなどの
肌トラブルを引き起こしてしまいます。
常在菌の代表的なもの
表皮ブドウ球菌(善玉菌)
皮膚表面や毛穴に存在し「美肌菌」とも呼ばれる
汗や皮脂と混ざり合い、保湿成分(グリセリンや脂肪酸)を分泌する。
グリセリン ・・・皮膚のバリア機能を保つ働き。
脂肪酸 ・・・お肌を弱酸性に保ち、抗菌ペプチド(抗菌作用)を産生する。
脂肪酸は酸性であるので皮膚を弱酸性に保ち、
アルカリ性が大好きな病原菌が増えるのを防いでいます。
抗菌ペプチド ・・・肌荒れやアトピー皮膚炎を引き起こす黄色ブドウ球菌の増殖を防ぐ。
アクネ桿菌(アクネかんきん)
酸素を嫌い毛穴や皮脂腺に存在する
プロピオン酸や脂肪酸を作り出す(皮膚表面を弱酸性に保つ)
皮膚に付着する病原性の強い細菌の増殖を抑える役割を担う。
一般的にニキビの原因と言われていますが、増殖しなければニキビの原因菌になりません。
しかし、皮脂分泌が過剰になったり、毛穴を塞いだりするとアクネ桿菌は異常に増殖し
炎症を引き起こしてニキビになります。
黄色ブドウ球菌(悪玉菌)
皮膚表面や毛穴に存在する。
存在しているだけでは問題がありませんが、ブドウ球菌の中では病原性が高いため
皮膚がアルカリ性に傾くと元気を増し、増殖して皮膚炎などを引き起こします。
傷を受けた皮膚をそのままにしておくと炎症や痒み、化膿を引き起こし悪化させてしまいます。
梅雨どきのお手入れ・・・間違っていませんか?
ベトベトするから洗いすぎる ・・・・・>洗いすぎの乾燥で皮脂過剰分泌
汚れをしっかり落とせていない ・・・・・>毛穴のつまり、悪玉菌の増殖、ニキビ
ムシムシするからスキンケアしない ・・・>お肌の保護が無く、抵抗力が弱い
免疫力が下がり弱くなったお肌には、いくら良い美容成分を与えても充分な効果はでません。
この時期は、お肌を清潔に保つことが大切です。
皮膚表面を弱酸性に保ち、常在菌の働きを妨げない為にも、自身のお肌の状態を把握することです。
そして、それに見合ったスキンケアを行いましょう。
お肌のベースが整ってこそ化粧品の有効成分が効果を生み出してくれます。
POINT!!
★汚れはしっかり落とすが、刺激は与えない。
★夏の紫外線からお肌を守るためにも、お肌の抵抗力を下げない。
~ 夏に向けてのスタンバイ ~