シャンプーした時やブラッシングの時に、
たくさん髪の毛が抜け落ちる・・・。そんな経験はありませんか?
このまま毎日抜け落ちたら・・・と不安になりますよね。
でも安心してください。
髪の毛にもお肌と同じように、周期があって
成長や休止の時期があり、抜け落ちる、生まれる、を一定の期間で繰り返しているのです。
若い間は、正常にそのサイクルを繰り返していても、ストレスや加齢、不要な整髪剤、
間違ったお手入れなど色々な要因から、
一定に保たれていたヘアサイクルが少しずつバランスを崩していき、
気がついたら、薄毛、抜け毛で悩む結果に・・というかたも少なくありません。
ヘアサイクルを正常に保てるように、
今のお手入れ方法は髪の毛に負担をかけていないか、確認しながら
輝くツヤのある髪の毛を取り戻しましょう。
髪は女の命・・・
綺麗なツヤツヤの髪の毛は、清潔感があり、好感度もグッとアップし若く見られる秘訣ですよね。
ちまたでは、髪の毛を綺麗にみせるありとあらゆるアイテムが数多く出回っています。
そういったアイテムは、スキンケアと同じように毎日リセットが必要です。
こどもの頃は、そういったアイテムを使わなくても、キレイな天使の輪がありましたよね。
自然なツヤ髪を取り戻したい・・・と思いませんか?
日常のお手入れにちょっとしたひと手間を加えるだけで、あなたの髪に良い変化が生まれるかもしれません。
ヘアサイクルについて
あなたのお手入れ方法の前提知識となる、ヘアサイクルについて見てみましょう。
ありがたいことに、1本の毛髪の寿命は、長くても3年~5年(個人差あり)です。
成長期(3~5年)
・新たな髪が生まれ、活発に育つ時期
・全体の髪の毛の約90%が成長期にあたる
退行期(約2週間)
・徐々に髪の毛を成長させる働きが弱り、髪の成長が止まる時期
・全体の髪の約1%が退行期にあたる
休止期(約3~4か月)
・完全に成長が止まり、抜けるのを待っている時期
・新たに生えてきた髪に押し出されたり、洗髪・ブラシなど、日常生活の中で自然に抜け落ちていく
・全体の髪の約10%が休止期にあたる
“ヘアサイクルの乱れ” とは、成長期が短く、休止期が長くなってしまった状態をいいます。
薄毛、抜け毛
生えてくる髪の毛よりも、抜け落ちる髪のほうが多くなり
また、髪に栄養が届かなくなり生えてくる髪も短くて細いものばかりになってしまう。
そうすると、頭皮の地肌が見えるようになります。(・・薄毛)
次に生え変わってくる髪の毛の為に、いまできることからはじめてみましょう。
1.ブラッシング(髪に付着している汚れや埃、抜けた髪の毛を取る)
ブラッシングすることで頭皮の血行促進にも繋がります
・毛穴は、髪が育つ土壌です。元気な髪を育てるために血行を良くしましょう
頭皮の毛穴を綺麗にすることで健やかな髪が育ちます
・頭皮から分泌されている天然の皮脂が毛先まで届き、髪が潤ってツヤが生まれる
頭皮の乾燥は皮脂分泌を過剰にします
・使用するブラシはいつも清潔にしておきましょう
2.シャンプー
髪を十分に濡らし、シャンプー剤をいったん手に取り、
頭皮全体にいきわたるようにのせ、頭皮をマッサージするように洗いましょう。
シャンプー後はすぐに洗い流さずに泡が毛穴の汚れを浮きだたせるまで、
3分放置(ヘッドスパと同じ効果)してください。
3.タオルドライ
タオルドライは、拭くのではなく「吸い取らせる」ようなイメージで使用してください。
濡れてキューティクルが剥がれやすくなっている髪をタオルで強くゴシゴシはNGです。
4. ドライヤー
・ドライヤーの温風によって乾かした時でもキューティクルはまだ開いたままです。
(キューティクルはドライヤーの熱が失われて冷めていくときに閉じる)
温風で熱くなった状態の髪の毛を一気に冷風で冷やすことでキューティクルはきゅっと引き締まります。
・ドライヤーの吹き出し口と髪、頭皮の距離は20cm以上離しましょう。
高温は頭皮を傷めますのでご注意(過度のドライヤーは頭皮と髪の毛の乾燥を引き起こします)
毎日のお手入れ
毎日の髪のお手入れの繰り返し動作ひとつひとつに「美髪」へとつながる理由があることを
知っているのと知らないのとでは、結果は大きく変わってきます。
自己診断結果は、いかがでしたでしょうか。
健康で艶やかな髪をいつまでも保つ為に、毎日の髪のお手入れは
こういったひと手間を意識していきましょう。